大学院というジャングルに棲むために、院試を受ける

物理系学生のみなさんは大学3年生の冬をどう過ごしたかにゃ?うちの大学のせんせによると、以下のようなタイムスケジュールで過ごすのが良いらしい。

 

志望校の過去問(だいたい各大学で公開されている)は4年生になる前の春休みに解いてみるのがいいと思います。腕試しです。4月に研究室に配属されたあとでは思うように時間が取れず,焦ることになるかもしれません。しかし春休みなら,いくらでも時間がありますので勉強する時間はたっぷり取れます。

 

www.rs.tus.ac.jp

一方、拙者はバイト戦士をしていた。

 

元の気質が怠惰であるため、筆者は4年生の4月までさっぱり何もしていなかった。

ということで、とりあえず以下のように方針を立てた。

 

1. 基礎をちゃんとやって、問題に対する汎化性能を上げる。

2. ある程度応用は捨てる。運で戦う。

3. 理論大好きマンと同じフィールドで戦うのをやめる(もともと実験系志望ではあった)。

 

1については、まず、猪木河合の1巻と、理論電磁気学を気合でやる。力学はひらめきゲームに鳴る場合があるので捨て気味でよい。熱力学と統計力学はなんかテキストとかでなんとかする。これで大体100時間くらい。終わったのは6月くらいだった気がする。

2については、詳解と演習大学院入試問題<物理学>なるものがあるので、方針を暗記する。答案を暗記してゴーは理科大九州大学などでは通用するが、東大や京大だと普通に死ぬ。詳解と演習は2周くらいした。気合。あと東大の過去問は15年分くらいやって、大体最後らへんはわからないので捨てる。

3については、東大や京大だとなんかすごい人たちがいっぱいいるので、とりあえず足切り点が低そうなところを狙う。実験系は人欲しい割に人がいないがちなので狙いめっぽい。これは運ゲーの確率を上げるため。でもちゃんと興味があるところを選んだほうがいい。志望理由書を書くのがつらい。

 

あと、メンタルが落ち込んだときは、意図的に勉強を手放す。自分は一日3時間散歩していた。いろいろなところで勉強グループを作ったほうがいいとか言われるが、ぼっちでもいける。自己メンテナンスの問題。

 

面接については、こわいお兄さんお姉さんと対峙することになるので「気」を纏って気合で頑張ってください。

スーツを持ち込むのはクソめんどくさいので、できるならweb面接のところを選ぼう。

 

こういう感じで受かるときは受かるので、頑張ってください。